神戸豚骨らーめん賀正軒の
ストーリー

~賀正軒誕生~

私たちの前身はフランチャイズのラーメン屋さんでした。
ラーメン業界を何も知らない私達でしたがフランチャイズ加盟店なので、本部から送ってくる冷凍スープを解凍するだけで美味しいラーメンを作ることができたので、接客とサービスに注力することが出来ました。
しかし、どんな材料を使い、どうやって作ったかわからないスープ、お客様に料理を提供するというよりも、マニュアル通り作業をして出来たラーメン。冷凍スープを溶かすだけのラーメンは安定した美味しさでしたが、私の思いはどんどん進化して、自信をもって安心、安全な料理をお客様に提供したい!そんな思いから、自店で自分たちが厳選した食材で1から手作りのスープを作る道を選びました。

「神戸豚骨らーめん賀正軒」の誕生です。

~こだわりの豚骨スープ~

お客様に感動していただけるラーメンを作りたい。

私は外食をする時に素晴らしい接客と店作りにも感動しますが、一番感動するのは家で作れない味に出会った時です。
自分たちのラーメン屋を作ると決めてから、様々なスープの作り方を学んできましたが、その中で私が一番家庭で作れないと思ったスープは豚骨スープです。レシピも作り方も全て知ってる私でも家でお店と同じ味に作ることは出来ません。
豚骨スープは綺麗に乳化させることで、まろやかで美味しいスープになります。綺麗に乳化させるために、液面がマグマのようにボコボコするぐらいの強い火力で丸3日間炊くのですが、細心の注意と技術がないと強火のため焦げることもあります。
他店の方に伺っても、暑すぎたり、何度やっても焦がしてしまったりで豚骨スープを炊くのを諦めたお店があるそうです。
賀正軒のスープ室もサウナの様ですが、スタッフ全員で協力して全力で賀正軒の大切なスープを炊いてます。
私たちは手を抜いたら手を抜いただけの味になることを知っています。
誰かに話したくなる、幸せな体験をつくるのにあらゆる努力を惜しまない。
「神戸豚骨らーめん賀正軒」は挑戦し、進化し続けたいと努力しております。

神戸豚骨らーめん賀正軒
岡田 信子