「ストーリー」レイアウト確認用

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-原点-

いのちをつないだ一杯

いのちをつないだ一杯

賀正軒の原点は「阪神淡路大震災」にあります。1995年1月17日。なにもかもが壊れ、奪われた朝でした。
変わり果てた町の姿にただ立ち尽くすしかなく……1月の寒さは、体にも心にもこたえました。

そんなとき漂ってきた、いい香り。ラーメンの炊き出しでした。
瓦礫で埋め尽くされ、余震も続く中、重いプロパンガスと鍋、わずかな材料を担いで来てくださったボランティアの方々。
ふるまわれた一杯は、冷え切った体にしみわたり、傷ついた心をあたためてくれました。

「なんとかしなければ」お腹が満たされると、立ち上がる力が湧いてきました。
避難所では、もうひとつ忘れられない光景がありました。
長蛇の列に並び、静かに順番を待つ人たち。食べ終えた後の「ごちそうさま」「ありがとう」という感謝の言葉。

困ったときはお互いさま。うれしいときはおかげさま。どんな状況でも礼節を忘れない。
日本に脈々と受け継がれてきた精神がそこにありました。

あのラーメンが「いのち」をつなぐ、そして賀正軒につながる一杯になったのです。

-受け継ぐという決意-

想いを、一杯に込める

想いを、一杯に込める

時が経っても、忘れることはなかったあの日の味と光景。
そして、決意するのです。あの日の心と温もり、味を受け継ぐと。

食の知識や技術はなかったので、ラーメン店のフランチャイズに加盟して開業。
お店は繁盛しました。けれど、マニュアル通りの調理や接客では本当の思いが伝え合っているのか。
届けたいのは、味だけではない。あの日の「魂」。自分たちでラーメンを作る道を選びました。

試作と模索の日々。ついに「魂」のラーメンが完成したのです。
あの日の避難所でもあった神戸市東灘区に「賀正軒」第一号店を創業しました。

-いま、そして未来へ-

いのちを護りつづけるために

炊き出し

賀正軒のスープは、あの日と同じようにプロパンガスで炊き上げます。
プロパンの強い火力でなければ、めざす味はできないからです。

もう一つ理由があります。災害時にガスや電気が止まっても、ラーメンを作るためです。
御影店で井戸を掘削し、水を確保しています。発電機や座席の下に非常食も備蓄。
被災地や避難所へ駆けつけて炊き出しを行う準備も万全です。

「お互いさま・おかげさま」の思いから、お客さま、お店のある周辺地域の方、食材の生産者の方とも絆を深めています。
安全・安心な素材を使うことは飲食に携わる者として当然の義務であり、日本の農業の課題解決にもつながる自社ファームの設立も構想しています。

すべては、あの日の恩返し。そして、日本を、いのちを護るために。賀正軒は今日も魂を込めてラーメンを作っています。

-いま、私たちにできること-

賀正軒の備え

神戸で創業した賀正軒。自然災害が起こったとき、地域の役に立てる存在でありたい。その想いを、日々の備えとして形にしています。
社員同士で定期的に防災について話し合い、「中食」を担う企業として何ができるのかを考え続けています。
神戸という土地は、これまで幾度も大きな災害に見舞われてきました。南海トラフ巨大地震の可能性も現実味を帯びるなか、有事の際に動ける体制を整えています。

備蓄・水 主な備え

非常食・物資の常備

  • 飲料水の確保
  • 非常食の備蓄
  • 防災バッグの常備
  • 各店舗ハザードマップの作成

御影店では井戸水を確保し、浄水処理を行い、座席下に非常食を備蓄しています。

普段から緊急時にも使用できる体制を整えています。

ハザードマップ 発電機

火と電源の確保

各店に可搬式ガスストーブを備え、御影店・武庫之荘店・姫路店ではガスボンベを常備。

非常時でも温かい食事を提供できる体制を整えています。

また、御影店・姫路店・武庫之荘店には、LPガス・ガソリンの両方で使用可能なインバーター発電機を設置。電源の確保にも備えています。

備えることで、
誰かの力になる

日々の小さな備えの積み重ねが、いざというときの行動につながると考えています。
何かが起こったとき、頼られる存在であるために。
賀正軒は、これからも備え続けます。

備えることで、誰かの力になる

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